宮柊二の作品

新潟市立小合小学校の校歌は「宮柊二」の作詩です。秋葉区の小合地域には明治の初めに4つの小学校が誕生しました。その後昭和40年に小合南小学校と小合西小学校が合併をし、現在の「小合小学校」が誕生しています。この時に作られた校歌です。

体育館にかかる校歌、ここに登場する人達が・・・すごい・・・

作詩は宮柊二:堀之内町(現・魚沼市)出身の歌人です。北原白秋の門下生、秘書を経て「群鶏」など多くの歌集を刊行、宮中歌会始の他、新聞・雑誌歌壇の選者を務めました。昭和52年には日本藝術院賞を受賞、58年には同会員に推挙されました。

作曲は小松清:東大教養学部教授、東京芸術大学教授などを務め「日本現代音楽協会」「日本音楽協会」「ユネスコ国内委員会」などで役員を歴任、舞踏音楽や歌曲等の作曲も手がけていました。

なんと書家の「江川蒼竹」の書でした! 日本を代表する?書家ですね! 知られたところで「加島屋」の手提げ袋の書がある。

・・・あの袋は丈夫でシンプルなデザインで、皆さん北海道のはじから、あんたそれ九州でもぶら下げて持ち歩くものだから、東京の書家連中の仲間から「江川さんが全国で歩いている」と言われてね。宣伝もしないのにね、私の字も全国区になったもんだがね・・・

「書に生きて・江川蒼竹の世界」より   (父親の生家は秋葉区子成場・小合小学校区)

吉田千秋

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