05.金沢町 神明宮
金沢町神明宮は、JR(信越本線)新津駅の東1Kmの所に鎮座する。「神社明細帳」(明治十六年)に「中蒲原郡金沢新田字外畑 無格社 神明宮」とある。加筆訂正では「中蒲原郡新津町大字金沢新田字外畑 無格社 神明宮」となる。
慶長三年(1598年)の創立で、旧金沢新田の産土神である。天照皇大御神を祭神とする。金沢新田には、当社のほか十二社神(寛永十三年の創建で、祭神は大山祇命で、合殿に倉稲魂命を祭る)と諏訪神社(寛永十三年の創建で、祭神は健御名方命)が祭られて居たが、明治三十五年(1902年)に諏訪神社が十二社神を合併し、明治四十一年(1908年)に諏訪神社が神明宮に合併された。従って、祭神は天照皇第御神、副神に健御名方神、大山祇神、倉稲魂神となる。
祭日は、四月八日、八月二十六日、二十七日である。
拝殿には、合併された神社の名前が飾ってある。
拝殿のほかに本殿がしっかりと有る。写真のように囲われて居て、本殿は拝殿からで無いと入れない。
ご神木と思われる銀杏の木が鳥居の側に囲われている。手水舎も存在している。
私が訪問した時に、この神社と覚路津の神社の境内が、子供たちの遊び場に成って居ました。周りに住宅が存在しており、大きな広場が近くには無いからだと思います。近所の子供たちの遊び場としての神社の姿が残される場所です。駐車場は車1台がやっと停められる場所が有ります。(byムーミンパパ)
【御神楽】(11年前の映像)
今は、御神楽は無くなってしまったのかもしれません。11年前に堀出神社の神楽殿で披露された御神楽の映像が残って居ます。