19.六郷八幡宮

六郷八幡宮は、JR東新津駅(磐越西線)の東2.5Kmに鎮座している。社地は阿賀野川に近く六郷には全国的に有名なヘラブナ釣りの池が有る。「神社明細帳」には、六郷の八幡宮に当たる神社が見当たらない。「中蒲原郡史」にある「八幡宮 無格社 大字六郷」が当社と思われる。何故、「神社明細帳」に記載がないのか不明である。現在は、新潟県神社庁には登録されている神社である。


始め豪族六兵衛守護神として山王原に鎮座したが、寛文年間(1661~1672年)に現在の地に遷したと言われる。祭神は、譽田別尊(天照皇大神、大月姫命)である。祭日は、五月一日、八月二十二日(四月十五日、十月十五日)である。


拝殿には、八幡宮の額が掲げられて居る。拝殿と本殿は、完全に別個に建っている。本殿は、瓦屋根の覆屋で保護されている。


本殿の正面の梁の装飾が可なり凝って居るので、写真を見て欲しい。(本殿の中は入れr無いので、他の掲載からの借りものである。)


この神社には、しっかりとした手水舎がある。


【境内社】
下記の写真の様に完全に独立した境内社が有る。鳥居には稲荷神社とある。正面の石祠は、稲荷社に由来するものである。左の石祠は、合併した諏訪神社、神明社、に由来するものと思われる。