26.大蔵 加茂神社

加茂神社は、JR(信越本線)荻川駅の東1.7Kmの所に鎮座する。「神社明細帳」(明治16年)には「中蒲原郡大蔵新田字宅地 村社 加茂社」とある。「明細帳」では、最初から村社と書いて有るが、加筆を見ると昭和十九年九月に村社に認定されている。加筆訂正では「中蒲原郡満日村大字大蔵字屋敷付 村社 加茂社」となって居る。大蔵の産土神である。

創立年は不明であるが、「明細帳」の口伝では正保元年(1644年)と伝えられていると記載がある。加茂別雷命を祭神とする。祭日は、四月十二日、八月二十二日(四月十二日、九月十二日)である。

この神社も小阿賀野川に向かって北東向きに建てられている。七日町の神社と同じで、隣の家で御朱印を貰う事が出来る。村社と無格社の違いはここに在るのか?拝殿には、加茂社の額が掲げられて居る。

拝殿と本殿は別々に建っているが通路でつながっている。手水舎が建っている。

【土地改良記念碑】
土地改良記念碑が建てられている。洪水との戦いだったと思われるので、産土神である加茂神社の境内に記念碑を立てたものと思われる。(byムーミンパパ)