シャクナゲ

国内でも山にシャクナゲの仲間が自生しますが、栽培は難しいため普段目にするのはヨーロッパなどで品種改良された栽培しやすい「西洋シャクナゲ」です。新潟では明治40年に兵庫県から移入され、長尾草生園(新潟市秋葉区)が最初に生産を始めました。成長が遅く開花まで数年を要するという大変な問題児で昭和に入り漸く「接ぎ木の繁殖法」が開発されました。昭和10年の東京日日新聞などで「洋種シャクナゲ」を増殖、新潟県長尾氏の成功と見出しが出るなど全国から注目を集めました。

昭和50年(1975~)生産技術の革新により新潟県は出荷量で全国の9割、世界的にも有数の生産地として認知されています。

花卉販売目録:新潟市新津図書館所蔵

国内最大のシャクナゲ園をもつ新潟県立植物園、100株を軽く越える、圧巻だ!

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