06.柄目木 八幡神社

八幡宮は、JR磐越西線の東新津駅の北東300mに鎮座する。「神社明細帳」によると「中蒲原郡柄目木新田字前畑 無格社 八幡神社」とある。加筆訂正では「中蒲原郡新津町大字柄目木字前畑 村社 八幡神社」となる。
元和九年(1615年)の新田開発の際の創立と伝えられる。柄目木新田の産土神で、祭神は譽田別尊である。昭和19年に村社格を得た。祭日は、四月二十一日、二十二日、八月二十一日、二十二日(八月二十七日)である。

拝殿の向拝にはかなりの手の込んだ彫刻が見られる。安静四年(1857年)再建の記録があるが、その当時の拝殿であろうか?

拝殿と本殿は、少し長めの通路のようなもので繋がっている。本殿は拝殿からしか入れない様に保護されている。手水舎も有ります。

柄目木の真柄様が草水の石油を発見したことに成って居るので、神社が村社格を得て居るのが解る気がする。可なり立派な社殿で新津では古くから田畑の開発が行われた地域である。地域の人に守られて来たものと考えられる。狛犬が特徴的だったので写真掲載した。(byムーミンパパ)

【稲荷神社、古峰神社、手水舎】
境内に稲荷神社(元和九年創立、祭神:倉稲魂命)と古峰神社がしっかりとした形で残って居ます。ただ、古峰神社は明細帳に記載が無いので、何処のものなのか不明です。境内社の手水舎も有ります。

【御神楽】
柄目木神楽=演目は岡崎舞、手踊・新剣舞・榊舞・花献舞・羽返の舞・蛭子舞・大国舞。以前は天狗舞・太夫舞があった。柄目木の御神楽については、ネット検索で映像が出てこない。