07.飯柳 神明宮
飯柳神明宮は、JR(磐越西線)東新津駅の東500mの所に鎮座する。「神社明細帳」(明治十六年)に「中蒲原郡飯柳新田字尻地 無格社 神明宮」とある。加筆訂正では、「中蒲原郡新津町大字飯柳字尻地 無格社 神明宮」となる。寛永十八年(1641年)の創立で、飯柳の産土神である。天照皇大御神を祭神とする。祭日は、五月一日、八月二十三日、二十四日、(五月一日、九月一日)である。
拝殿の額は存在していません。本殿は、壁で囲まれており中を見る事は出来ませんが、写真の様に完全に離れて建っています。昔の文献によると「本殿には、朱が施されて居た様な感じです。」とかかれてある。
神社の造りなどを見ると柄目木の神社に遜色無い様に思えます。旧新津の平野部では柄目木と同じで、比較的早く開拓されていた地域で、大切にされてきた神社なのだと思われます。
拝殿の内部には、何を表して居るのか解りませんが力強い彫刻が掲げられています。そして左手には恐らく花の様な絵が、右手には恐らく神様と二人の従者の絵が有ります。手水舎も有ります。
神木と思われる銀杏が拝殿の左に1本、神社の境内の右の奥の所にも銀杏が1本有ります。(byムーミンパパ)