69.古津 古峰神社
古峯神社は,JR古津駅の南800メートルに北に向かって鎮座する。かつてこの場所に八坂神社と佐義神社が鎮座したが,八坂神社は諏訪神社に合祀された。佐義神社は古峯神社と改称してこの地に残った。祭神は大己貴命と少彦名命である。
金津中学校方面からの道は、車が通れる道では有りません。人が歩いて通れる道を来ると左手に石段があり登って行くと古峰神社が有る。

車で行くには、神社を挟んで金津中学の反対側の部落の方からの道を上がっていくしかありません。道は細く、車を駐車できる場所は無く、神主と思われる家が神社の一番近くに有るので、そこに駐車するしかありません。

「神社明細帳」にこの神社の記載はありません。古津には諏訪神社が産土神として登録されて居るからだと思います。全国神社ランキングによれば、古峰神社で登録されている神社は全国12社しかありません。(全国460位)新潟県で登録されている古峰神社は、西区中野小屋の古峯神社1社しか有りません。亀田駅近くの高架橋の下にも古峰神社が有ったらしいですが、現在は神社の石碑しか有りません。小さいけれど古くて趣のある神社です。拝殿と本殿は、回廊で繋がっており、拝殿から入る事になります。

【境内社、境内石、境内祠】
本殿の横に「大山祇大神」の石碑があります。また,境内の一隅に石祠が並んでいます。由緒や年代は不明です。八坂神社・諏訪神社・佐義神社のものと思われます。




【古峰神社由来】
御祭神は、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)。 家内安全・火災消除・商売繁盛・交通安全・当病平癒・身体健全などの、総ての開運・除災・心願成就の神として御利益があるといわれています。
栃木県の古峯神社が全国に散らばる古峰神社の発端に成ります。古峰神社の歴史は遥か遠い昔にまでさかのぼります。 神社の御由緒によると、なんと1300年前に隼人という人物が祭神・日本武尊(ヤマトタケルノミコト)を都からこの古峯ヶ原の地に招来して祀ったのが始めとされています。また世界遺産でもある日光山との深い繋がりもあります。(byムーミンパパ)