09 「生命」「誕生①」「誕生②」-新潟薬科大学 2004年作品

【09-1「生命」-新潟薬科大学エントランス庭内】

 作品「生命」は、新潟薬科大学のエントランスの庭にある芝生の道路に近い所に設置されています。作者のネームのプレートはありません。大学の構内です。無断で入るわけには、行かないのかもしれませんが、特に立ち入り禁止の看板はありませんでした。ここは、作品を見たり、写真を撮ったりするのに、構内でも大学の入口なので特に断る必要は無いと思います。

 次の「誕生①」「誕生②」は、中庭になるので、無断侵入に成る恐れが有ります。基本的に日本の大学の場合は、建物の中に入らない限り、自由に構内を往来できる所が多いので、大丈夫かと思っています。

 大学生向けの作品なので、意味する所があるのだと思いますが、わかりにくい作品です。

【09-2 「誕生」①-新潟薬科大学中庭左側】

 作品「誕生①」は、一番最初の写真で右手の方にバスが見えます。2階が渡り廊下の様になって、門の様になっている場所を抜けると中庭らしきものがあるのがわかります。渡り廊下の下をくぐり、歩道に沿って歩いて行くと、左手の芝生の中に見えて来ます。卵の生まれて来るような作品が「誕生①」の作品です。
この「誕生①」は、今までの作風と少し違いが有ります。大学という事で、少し自由にチャレンジしたのかと思っています。

【09-3「誕生」②-新潟薬科大学中庭右側登り道の頂上付近】

 「誕生②」は、2階が渡り廊下になっている場所まで戻って、右側の方に向かう登り道を登って行くと頂上に近い様な場所にあります。この作品も今までの作風と少し違っていて、意味するものがありそうな組み合わせになっています。
生前にどういう意味を持っているのか聞いて置けば良かったと思います。

 写真集にこの3つの作品について、問答の様な解説が載っていますので、転記しておきます。
質問は、写真集を作った息子さんの投げかけです。
>あなたは生命の彫刻家?
「生命は存在します。生きている自然からの素材で制作をし、作品が出来上がります。その後、作品は見る人と一緒に存在して行きます。私は命を与えようとしています」
>あなたの彫刻は、根源的ですか?
「人間が存在し始めてから、生きるという不可欠な関心事は、変わって居ません。私は、今日の社会に適応し、一歩引いた気持ちです」
>あなたは、自分が選んだ主題を、一番大切なものと思いますか?
「私にとっての優先課題を絶対であると、主張するほど勇気はありません。私は単なる一人の男です。そして、私のレベルで自分の周りを見ます。私は、研究者の気持ちに成って自問自答し、自分自身が注文主である事に満足しています」

最後の写真は、薬科大学の近くにある秋葉区の隠れたビューポイントの写真を掲載しました。

 薬科大学にに登って来た道を更に400m位上に登って行くと自然に左に曲がって、ほぼ、山の頂上に着きます。遠くを見ると、天気の良い日は、新潟市中央区の半分から西区、西蒲区が見渡せます。ビッグスワン等も見える絶景ポイントになっています。夜も天気の良い日は、素晴らしい夜景を見る事ができます。近くに薬科大学が見えますので、位置関係はわかると思います。
 柿団地が下にあるので、クマには注意が必要です。急坂でもあります。車で行くのがお勧めです。

文責 赤塚 陽一