13 「四季」-新潟県立植物園 1998年作品

(大きな作品は訴える強さが有る?)

フランスブルターニュ産赤御影石で出来ています。原田氏の作品は、大きな作品がやっぱり訴えるものが強いのを感じます。ヨーロッパ各国や日本の他の地域にも大きな作品が有るのは、知っていますが、やはり本人も力が入るのでしょうか?
大きな作品は、出来が違う様に感じます。あくまでも芸術音痴の私の感想です。改めて、新潟県立植物園に設置されたこの作品は永久に残るわけですから、新潟県を代表する芸術家の一人であると思っています。


植物園の「四季」は、駅前の「地球を縫う」と違って、上に乗って遊ぶような作品では無いのかもしれませんが、私は孫を連れてきて、四角い石の上に乗せて、「フランスで産出された石の上に乗っているんだよ。何時かフランスに行って産地を見て来れるように成ろうね」と伝えて来ました。私の孫たちの時代には、各国の人達とビジネスの世界で渡りあって行く世界が展開されるはずです。

写真は、恐らく姉と弟だと思います。お母さんは足が写っています。素晴らしい写真を写す事が出来ました。彫刻に触れて頂きたい原田氏としても本望だと思います。
写真集の中に有るこの作品の原田コメントについて記載します。
「これは、新潟の県立植物園のための公共彫刻です。私はこの作品で、四季を通じての地球の力強さを賛美しました。中心に地球から押し出して来る卵の形で、力強さを表現しています。四季のはっきりしているこの地方の人々は、季節を一つのサイクルとして感じ取る事が出来ます。この作品は、全体で100トンありまして、人は彫刻の中に入ったり、登ったり、触ったり、力を感じたりできます。私は、自分の持つテーマに近い、このような作品が作れてとても幸せです」
原田氏の助けもあって、同級生数人と「冥途の土産 同級会inフランス」と銘打って、2015年10月に同級会兼フランス旅行をすることが出来ました。一生の思い出です。一緒にフランスに行った元県会議員の目黒正文氏は2020年11月本当に冥途に行ってしまいました。フランス同級会から、折に触れ原田氏の名前を世に知らしめることが出来る様に活動してきました。新しい彼の作品を発表して行く事ができなくなった訳ですから、今ある作品を見て、触れて感じていただく様なバックアップができれば幸いです。
文責 赤塚 陽一
