ボケ

新潟市秋葉区は日本一のボケ産地です。中国原産で日本に渡来したのは平安初期、大正期に入って全国的に流行しますが、この秋葉区から始まったとされ、大正2年(1913)越後小合園芸同好会(秋葉区)から発行された「放春花(ボケ)名鑑」には27品種が掲載されていました。農閑期(冬場)に接ぎ木を行う技術が向上し、国内生産量の9割以上がこの秋葉区で占められています。

古くからボケは「木瓜」と表記されていましたが、秋葉区独自に考案された「放春花」の方が愛好家の間で親しまれているようです。

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