38.中野 諏訪神社

中野諏訪神社は、JR荻川駅(信越本線)の東600mに鎮座している。「神社明細帳」(明治十六年)によると「中蒲原郡中野新田字河内 無格社 諏訪社」とある。加筆訂正では「中蒲原郡荻野村大字中野字河内 無格社 諏訪社」となる。
「明細帳」によると寛永十六年(1639年)の創建で、祭神は健御名方命である。配神に天照皇大御神、宇賀御魂命が祀られている。祭日は、四月十五日、八月二十六日・二十七日(四月十五日、八月二十七日)である。

「明細帳」によると境内社として、正保元年(1644年)創建の神明宮(天照皇大御神)、正徳三年(1713年)創建の稲荷神社(宇賀御魂命)があることに成っているが、大正元年に合祀されたと記載がある。現地には境内社は存在しない。
新津・新潟県道の方から入ろうとすると県道の側道の細い道からしか、神社に入る事が出来ない。細い道から急な坂を下る事に成って、運転席から道が見えないので曲がりにくい。神社の裏手の方から細い道があるので、そちらから歩いて入って来るのが正解なのだと思われる。

拝殿には、諏訪宮の額が掲げられて居る。拝殿と本殿は別々の建物に成っているが、拝殿を通って、廊下を右に曲がって本殿に成っている様な作りに見える。拝殿の奥は左側から見ると廊下のみの作りに成っており、右側から見ると本殿らしきものが飛び出ている。北上新田の神明宮の造りと作り方が似ている。

立派な手水舎がある。

【御神楽】

御神楽のリンクをコピーして置いた。(byムーミンパパ)