ヤブコウジ

「だんなさん、儲かる話が・・・」

明治28年(1895)、この秋葉区から全国に広がった「熱病」(バブル経済事件)があったというお話です。「紫金牛(ヤブコウジ)」という植物に異常な人気が高まると価格も高騰、ついには一鉢1,000万円(現在の価値に換算して)を超える値がつきました。「買えば必ず儲かる・・・」と一般市民を巻き込んでの熱狂に見かねた県知事が通達を出したりと大変な騒ぎとなりました。  

(いかがですか・・・あなたも一鉢!)

昭和初期のカタログ(長尾草生園・秋葉区)にはカラー印刷されるほどの特別扱い、オッとこの時代は「総天然色写真」でした。

                        花卉販売目録:新潟市新津図書館所蔵

とうとう見つけた!  「金のなる木」  これで老後も安心だ・・・