53.梅ノ木 諏訪神社

梅ノ木諏訪神社は、JR古津駅(信越本線)の北西2.4Kmに南西向きに鎮座している。神社明細帳(明治16年)には、「中蒲原郡梅之木村字諏訪浦 無格社 諏訪神社」とある。加筆訂正では「中蒲原郡小梅村大字梅ノ木字諏訪浦 無格社 諏訪神社」となる。

正保元年(1644年)の創建と書かれてある。祭神は、健御名方命である。梅ノ木の産土神である。祭日は、四月二十七日、八月二十五日・二十六日(四月二十七日、九月二十七日)である。村外れの林に囲まれた田んぼの中に鎮座している。梅ノ木の村から少し離れた静かな林の中に有る神社で有り、昔から余り手を入れた様子は無く、昔のままを残している感じでは、旧新津の神社ではロマンを感じる一番落ち着く神社では無いかと思われる。村からちょっと離れた所に有って、私の村の鎮守様のイメージに一番近い神社である。

本殿は、拝殿から飛び出している一体型である。手水舎がある。

【境内社】
鳥居の左右に祠があり、祭神が祀られている。又、拝殿の左にも祠が有り、祭神が祀られている。神社を囲うように祭神が祀られており、北東(鬼門の方角)だけ祭神が配置されて居ない。堀出神社の方角と成る。この神社にとっての鬼門を郷社の堀出神社が守っていることに成る。
神社明細帳には、境内社として三社が登録されている。写真のどれがそれに当たるかは、解らない。
神明社・・・祭神:天照皇御大神(創立年不詳)
稲荷神社・・祭神:倉稲王魂命(創立年不詳)
十二社・・・祭神:山祇命(創立年不詳)