52.小屋場 神明宮

小屋場神明宮は、JR信越本線古津駅の西2.7Kmの村落の中に南向きに鎮座している。「神社明細帳」(明治16年)によると「中蒲原郡小戸新田字小屋場 無格社 神明宮」とある。加筆訂正では「中蒲原郡小梅村大字小戸字三反田 無格社 神明宮」となる。当社の創立年代は慶安元年(1648年)で、創立当初から小屋場の産土神である。祭神は大日孁貴尊(天照皇大御神)である。祭日は、四月二十日、八月二十六日・二十七日(九月十六日)である。

拝殿には、神明宮の額が掲げられて居る。本殿は、拝殿から飛び出した一体型になっている。

手水舎がある。

宝篋印塔(ほうきょういんとう?)】
神社の鳥居の左側に塔が在るが、何なのか全く解らない。グーグル検索をしてみると、「宝篋印塔」という似たものが出て来るので、一応紹介して置く。
塔の中に、七度唱えると極楽に行く事が出来ると信じられた「宝筐院阿弥陀経」を納めた事から、その名がある。平安時代後期に中国から伝わり、鎌倉時代に入り、石の物が造立されるようになった。神社の中に仏教に関連したものが、何故あるのか全く謎の感じがする。

【庚申塔】
隣に有る石は庚申塔である。秋葉区の神社には何か所かある。