62.田家三丁目 諏訪神社

田家三丁目諏訪神社は、JR新津駅駅(信越本線)の南西1.7Km新津丘陵に北西向きに鎮座している。「神社明細帳」(明治16年)によると、「中蒲原郡田家村字諏訪ノ腰 無格社 諏訪神社」とある。加筆訂正では「中蒲原郡新津町大字田家字諏訪ノ腰 無格社 諏訪神社」となる。

創建は不明だが宝暦三年(1753年)という説もある。祭神は健御名方命である。副神は軻遇突智命である。祭日は、三月二十七日(三月二十六日・二十七日、八月二十六日・二十七日)である。拝殿には、諏訪神社の額が掲げられて居る。

拝殿近くに手水舎がある。

拝殿に飛び出る様に本殿らしきものがある。しかし、本殿は拝殿の後ろ50m位に更に山の上の方に建っている。相当急なのと道がしっかりとして居ないので本殿にはたどり着けていない。本殿の写真を下から撮ったものが、光の関係だと思われるが、波打っているのが気にかかる。同時に他の写真は5MBを超えたサイズに成っているが、同じように撮ったこの本殿の写真だけが900KBと1MBにも満たない映像サイズに成っているのが気にかかっている。

この神社は田家一丁目の神明宮を更に山に向かって登ってきたところに鎮座している。一の鳥居から200m~300m位の参道が続き、うっそうとした杉林の中に囲まれている。途中に幾つかポイントがあるので、写真を交えて説明していきます。
神社に向かう参道の橋を渡って第一の鳥居の前に芭蕉塔が出迎えている。

第一の鳥居を過ぎると階段が長く続きます。階段の途中の左側に「御大典記念の石碑」がある。恐らく昭和3年の昭和天皇の即位を記念して建てられた石碑だと思われます。

更に登っていくと参道は落ち葉で敷き詰められていました。掃除等の管理をしている形跡は有りませんでした。樹齢が長く保護樹に指定されている杉の木もありました。

第二の鳥居をくぐって行くと、

途中石灯籠が幾つも出て来て段々神社に近づく感じが解るようになっています。

第四の石灯籠から見た神社と最後の石灯籠から見た神社を掲載して置きます。

広い駐車場が無いのが問題であるが、上手く運営すれば秋葉神社並みの村社格の神社としてやって行けそうな風格のある神社ですが、全く手入れがされて居ない様子なのが残念でした。

【境内社】
明治四十一年(1908年)に字宮ノ前の諏訪神社(健御名方命)を合併し、翌年に字愛宕澤の愛宕神社(祭神は軻遇突知命で,寛文五年(1665年)創立とも伝える)を合併した。境内には、境内社らしきものは、存在しないので、完全に合祀されて祀られているものと思われます。(byムーミンパパ)

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