まんま け
私は15年前に西区から秋葉区に移住してきたので、新津商店街の祭りにはさほど思い入れはないんだけれども、アキハレトロの打合せついでに初日?宵宮祭を見る。7台あるうちの4台ほど出ていたか、停車場の山車が堀出神社まで進んで行くのについていった。
見知った顔がちらほらあって、みんなが集まる日なのだなと知る。4年ぶりなら新津っ子の胸の高鳴りも人一倍だろう。
新津じゃない人もいたけど・・・。
祭りの担い手不足で、どこも参加者歓迎。
私は神社境内の神楽奉納に興味があったのだが混雑して入れず、また連れとはぐれてしまいそうだったので、そのまま折り返して一軒の居酒屋に入った。
メニューは少しだけ壁にあったが手元には特になく、祭りの日の営業だからか少し適当にあしらわれていたかもしれない。
きっと商店街の住民は店の経営よりも祭りだと思う。祭りの休憩場所としてお店に寄るかんじか?
そんな日にお通しで出てきたのは、新潟の夏を象徴するとうもろこしと枝豆と茄子の味噌炒め。
飲まない私とかめきち君に出てきたのは小さめのおむすび。
「まんま け」
と言われてなんとなく返事をしたかめきち君に、こっそり「いまのわかった?」と聞いてみる。
県外出身の彼には分からなかった模様。
「ごはん たべなさい」の意味です。苦笑
居酒屋のお母さん、けっこう新潟弁ネイティブ。
結局頼んだ唐揚げではなく、ゴーヤーチャンプルーが出てきておひらき。
ちょうど打合せのときに、sindoさんに吉田千秋の方言集越後言葉のzine(自主制作本)をいただいていたので開いてみた。
残念ながら「まんま」も「け」もなかったなかな。