51.川根 神明宮
川根神明宮は、JR信越本線新津駅の西3.0Kmに南向きに鎮座している。「神社明細帳」(明治16年)によると「中蒲原郡小戸新田の内川根字上三尺 無格社 神明宮」とある。加筆訂正では「中蒲原郡小梅村大字小戸新田の内川根字上三尺 無格社 神明宮」となる。

当社の創立は寛文八年(1668年)と伝えられる。天保九年(1838年)に再建されている。祭神は天照大神である。小戸新田の一部の産土神である。祭日は、四月十五日、八月二十一日・二十二日(四月十五日、九月二十三日)である。もとは別の場所に鎮座したが昭和五十八年今の場所に遷った。村道から可なり奥の方に拝殿がある。拝殿の左側に公民館が建っている。

拝殿と本殿は、一体型で拝殿がせり出した形に成っている。手水舎がある。


今の神社の敷地の入り口の左隅に地蔵様の祠が祀られている。説明や記載は一切ない。この場所に神社より先に有った地蔵様だと思われる。(byムーミンパパ)

【御神楽】
川根神楽=獅子神楽。明治初期、近郷より伝わったと伝えられる。演目は神楽舞・手踊・刀舞・宮上り舞