01 主題「四季」:副題「地球を縫う」-新津駅東口広場 2006年作成

 フランスをはじめヨーロッパを中心に世界中に彼の作品はあります。地球を縫うように平和を願ってこの作品は、作られています。
 生前、彼の写真集を新津図書館と新潟県立図書館に寄贈したいと思い立ち、行動を起こしたのですが、写真集が編纂された時(2004年編纂)にこの作品は、まだ設置されておらず、写真集に掲載されていませんでした。写真集の一番最後のページに私が撮った写真を添付し、原田氏のコメントを写真の下に掲載したいという私の要望に応えて、病床から送ってくれたコメントが下記の内容です。
 駅前の作品の礎石には、「地球を縫う」という副題のみが記載されています。コメントを見てお分かりの様に、「四季」シリーズの一環を表す作品です。

原田氏の作品に対するコメント
 新津は、自然豊かな山、川、日本海岸近くで、自然にも恵まれた町です。四季をとおして駅は多くの人が行き来します。
通勤をする人、老人、子供達。駅前の彫刻は町の顔、シンボルにもなります。フランスブルターニュのピンク御影石でフランスで制作されてコンテナで新津迄送られました。
 その前に基礎の準備、そして設置です。設置の年2006年1月は雪が多く設置も大変で本当に四季を感じました。この作品の副題は「地球を縫う」と付けられ、環状の型が世界に有る原田彫刻と繋がり友情を分かち合ってると言う意味にも繋がります。

駅前の作品を駅から降りた時に見える情景

日常の風景に溶け込んで(私のFacebookに掲載した時の文章)
 コロナ禍が終わって、晩夏の夕暮れに写真の斜めの長い棒に登りついて遊んでいる子供。それを見ているお母さん。前の方にある石には、高校生の女の子が二人。その隣には、高校生の男女のカップルが話して居る。そんな情景が戻ってきました。夕日は駅側の方から差すので、駅前の建物に夕日が当たります。駅舎の陰の中に溶け込むありふれた風景。
 『う~ん。作品が永遠に残る原田氏は羨ましい。何てったって、新津駅に返って来て町を見た時に一番最初に目に飛び込んでくるのは彼の作品だ!』

文責 赤塚 陽一