大学生のあきは巡り第3回~秋葉公園まちあるき 中編~
こんにちは!新潟の大学生です!!
前回の投稿に引き続き、秋葉公園のまちあるきについて紹介していきたいと思います。
前回は、最後に熊沢トンネルに到着したところで終わりました。
今回は、このトンネルを抜けた先にある新潟市の文化遺産を紹介します。
それは、、、、煮坪です!
この煮坪は新津油田発祥の地と伝わる油井です。
慶長3年(1608年)ころ、真柄仁兵衛貞賢が新田開発できそうな土地を探して新津丘陵の周辺を歩いて油田を発見しました。
前回紹介した熊沢トンネルは、この油田から石油を運搬するために掘られたそうです。
どおりで、怖い雰囲気なわけだ!
勢いが盛んだったころ、この油田から石油、天然ガスと水が混じり合った黒い液体が激しく吹き上がり、沸々とものを煮ているような音が周囲に鳴り響いたことで、煮坪という名前になったそうです。
この様子は、江戸時代の人々にとって奇怪なものであったため、「越後七不思議」の1つと数えられています。
明治時代以降は、自噴が弱まってきているとされています。
まちあるきで訪れた際は、液体が吹き上がることはなかったのですが、ぷくぷくと気泡が出ており、少し驚きました。
石油が有名な秋葉区らしい名所ですね!
非常に珍しい場所なので、ぜひ訪れてみてください!
次回は、最後の目的地である秋葉硝子です。