「桜の森の満開の下」文学碑

「桜の森の満開の下」文学碑

新津図書館の裏にある文学碑です。この碑も「あちらこちら命がけ」の碑と同じく1994年、市民団体「坂口安吾文学碑を建てる会」によって建立されました。

碑面には、安吾が1947年に発表した小説「桜の森の満開の下」の以下の一節が刻まれています。この文字を書いたのは、安吾の孫の晴子さん(当時13歳)でした。

桜の森の満開の下 坂口安吾

頭上に花がありました。その下にひっそりと無限の虚空がみちていました。ひそひそと花が降ります。それだけのことです。

坂口晴子筆

碑面

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参考 坂口安吾デジタルミュージアム